癌は,第1段階「不死化」 → 第2段階「増殖」 → 第3段階「転移及び浸潤」の過程をたどります。
このうちの「転移」は、血管新生が大きなカギになります。血管新生とは、癌専用の血管をつくること
です。癌が大きくなると、栄養不足、酸素不足・細胞外の低pHになります。
それを補うために、癌は新しく癌専用の血管を作ります。その血管から不足部分を補います。また、そ
の血管から癌は他の場所に転移します。つまり、血管新生させないことが転移予防になると考えられます。
では、血管新生させないために何をすればいいのか?
それは、3つの条件を整えないことです。
①栄養不足 ②酸素不足 ③細胞外の低pH。
この3つの条件を整えないことで、血管新生を防ぐことができると考えられます。
では、3つの条件を整えない為に何ができるか?癌細胞の場所まで多くの酸素を供給することです。
酸素は呼吸だけではなく、酸素ルームの活用が必要だと考えます。酸素ルームで得られる「溶解型酸素」は、とても小さい粒子です。粒子が小さいので細胞の隅々まで酸素を行き渡らせることが可能です。
この小さな溶解酸素だからこそ、届きやすくなるのです。酸素不足を解消することで、血管新生されず、癌の転移を防ぐことに繋がります。
当院の酸素ルームの特徴
- 「気圧コントロール」と「高濃度の酸素」により、より多くの酸素をからだに取り込むことが可能です。
- 通常の酸素より、小さな粒子の「溶解型酸素」を取り込むことで、体の隅々まで酸素を補います。
- 酸素不足になっている箇所に、多くの酸素を届けることで「がんによる低酸素の状態を回避」し、「転移抑制」が期待できます。
- がん治療によりダメージを受けた細胞を快復する手助けをします。
- 免疫力を高め、自身が持っている治癒力を高める働きもあります。
- 日本気圧メディカル協会の「健康気圧マスター」が対応します。